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正月にお供えするのし、手土産、鏡餅、しめ縄の正月飾りを理解しよう!

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正月に仏壇へお供えする際の手土産やのしや相場。鏡餅などをお供えするときの決まり事についてまとめています。
さらに、しめ縄などの正月飾りはいつまでにするのか、そして、片付ける日と処分する方法も調べてみました。




正月飾りのしめ縄や鏡餅をお供えする意味


正月飾りは歳神様をお迎えするためにあることをご存じですか?

しめ縄を飾る理由

玄関から穢れたものを立ち入らせないため。神社のしめ縄と同じ意味なのだそうです。
悪運が家の中に入らないようにするためなんですね!結界を張るという意味もあります。



門松を飾る理由

門松は歳神様が迷子にならないように目印に松の飾りものをしたことが始まりとされています。



鏡餅を飾る理由

鏡餅が丸い理由
銅鏡を模しているから。
銅鏡は古い時代の鏡のこと。歴史で習って御覧になったこともあるかと思いますが、銅鏡って丸いですよね。

2段になっている理由
お正月には歳神様が来てくれて、私たちに福をもたらしてくれると言われています。
その福は魂となり、歳神様が与えてくれるから歳魂と呼ぶそうです。
歳魂を具体化したのが鏡餅。
鏡餅は最後に家族で食べますが、これは福を体に取り込む意味があるとされています。

こんな細かいところまでは知らなかった💦

歳魂はとしだまと呼びます。これが今の「お年玉」の由来なんですって!

しめ縄に鏡餅。意味を知ると奥深さに驚きますね。


正月飾りをお供えするのはいつからか?

しめ縄や鏡餅など正月飾りをお供えするのは「松の内以降」です。

松の内は12月13日
松の内は新年を祝う初日となっているそうです。だから、12月13日からは正月飾りをお供えしても大丈夫です。
12月中旬だとしめ縄や門松を飾っているご家庭はほとんど見かけませんが💦飾って問題ないのです。




正月飾りはいつまでに飾らないといけないのか?

正月飾りは

12月13日から12月28日までに飾りましょう。


12月29日・30日・31日は避けてください。

29日は苦となり良くない。
30日は旧暦では大晦日にあたるため一夜飾りとなり歳神様に失礼にあたる
31日は一夜飾りで歳神様に失礼になる

12月13日は早すぎるという方は、クリスマスが終わって飾るのがベストですよ!



正月飾りはいつ片付けるのか?

しめ縄や鏡餅をお正月が終わって片付ける日については「松の内」までに片づけるとなっています。
この松の内というのが地域によって差があり、

1月7日は関東に多く、1月15日は関西に多いとされています。



私は九州在住ですが、我が家は1月7日にしめ縄は片づけます。
あなたの地域の松の内がいつまでなのか神社で聞けば分かりますよ😊

鏡餅は1月11日が鏡開きの日だからこの日に片づけて家族で頂くのが習わしになっています。
これも地域によっては15日まで飾っているところもあるみたいですね。

鏡餅の切り方についてですが、鏡餅は縁起を大事にするため包丁で切ってはいけません。
私はそれを知ってから麵棒でたたいて鏡餅を割って頂いています。



しめ縄や門松の処分の仕方

一般的にはどんど焼きを神社がやる時にしめ縄を持って行って処分してもらうのですが、地域によってはどんど焼きが行われていない場所だって当然あります。

その時の処分の仕方について。

➊ごみを分別。
➋そして、紙と塩を用意しましょう。
➌紙に正月飾りを包み、塩を振りかけてゴミに出せば大丈夫です。


私もどんど焼きをやっていない地域に住んでいるので、このやり方で毎年処分しています。


正月に仏壇にお供えするものとは?

正月に仏壇にお供えするものは特別ありません。
毎日お供えしている

水・花・お線香・ろうそく・ご飯の御供(ごくう)




正月は五具足で丁寧に飾る

普段は三具足といって「香炉、花瓶・火立」でもかまわないとされていますが、お正月は法事と同様丁寧に五具足で仏壇を飾るのが好ましいとなっていました。

五具足とは?

香炉・花瓶一対・火立一対の計5つのことです。




正月は生花を飾る

仏教によって増加は好ましくないとして成果を飾るのが良いとしている教えもあります。
我が家は浄土真宗なのですが、生花を飾るように言われています。だから夏がつらい💦すぐ枯れちゃうから😅

造花を仏壇に飾っている場合、正月は華やかに生花を飾ってお祝いしましょう!
ご先祖様もきっと新鮮なお花に喜んでくださるはずですよ😉

正月の生花売り場には

菊などの生花と松・南天・榊がセットになって正月用切り花として販売されています。




正月用に特別なお膳

普段は炊きたての白米を仏飯器に盛り付けてお供えしますよね。
お正月はお祝い事だから特別にお赤飯を炊いたり、おせち料理をお供えするのが良いですね。

私も普段から白米以外のものを上げています。
かしわ飯でも高菜ご飯でも、その日最初に炊いたご飯ならお供えする。もう習慣です😊

話は少しそれますが、

普段、仏壇にお供えするご飯は炊きたての白米を仏飯器に山盛りにしてお供えしますよね。
ご飯じゃない物をお供えして構わないってご存じでしたか?

ご飯をあまりたかないなら、パンをお供えしても良いそうです!
私はご飯だけだと思っていたのでこれには驚きました😯

白米を備えるのは日本人の主食という意味だけで深い理由はない。だから、パンでも良し!だそうです。




鏡餅を飾る

正月には仏壇に鏡餅もお供えします。
床の間や玄関、勉強机、仕事道具に飾ったりします。

鏡餅は神棚に飾るイメージをされる方も多いみたいですけど、仏壇にも鏡餅を飾ります。
私は子供のころから仏壇に鏡餅を祖母が飾っていたので当たり前に飾るものだと思ってきました。

仏教で餅はご飯の次に大事なものとして扱われているそうです。

だから、正月は仏壇の高い場所に高坏を使って左右両方に飾るのが良いとありました。
私間違ってた💦仏花の隣の中央に鏡餅を1つ飾っていました。今年は両方飾らなきゃ💦

下記が高坏です。




正月にお供えする「御供物料」「のし」について

正月は自分の実家や夫や妻の実家に里帰りします。
その時、仏壇にお供えする「御供物料」はどのくらい包むのが一般的なのか?
のしはどうしたらいいのか?

迷うことだけですよね💦


御備物料の金額について

一般的には3000円から5000円


私の家は本家なので、親戚がお盆とお正月にお参りに来てくれます。
叔父も叔母も5000円を包んでくれていますね。

このお金は生活費に使わず、法事の時や仏具を購入するときに活用させてもらっています。

次は、のしについて。


のしは薄墨で書くのか?

お金を包む場合、水引の上に「御供」「御香典」「御仏前」と書き、下に名前を書きますよね。
その時のペンは「薄墨」がマナーなのか?調べてみました。

地域差があるようですが、

葬儀のみ薄墨
49日まで薄墨


このパターンに分かれていました。
薄墨にする意味として、悲しみを表しているのです。
墨をすって書いていたのに涙にぬれて薄墨になる、という風に悲しみを表している日本人の繊細な表現だと思います。

薄墨で書くのは49日までと考えていいと思います。




お供えをする習慣がないご家庭の場合

手土産を持っていきますよね。のしは「御年賀」と書いてもらいます。
水引は紅白五本のもの。



御供えする習慣あり


一般的にはのしに「御供」と書きます。御仏前でもかまいません。
水引は白黒か黄白です。


どちらの場合でも、お菓子をお供えする場合が多いかと思いますが、

日持ちする物・常温でも大丈夫なもの


これがお供え物を選ぶ時のベストです。
お正月はとくに頂き物が多かったりする時期ですからね。

我が家の場合、お仏壇に親戚みんなお参りの際に手土産をお供えしてくれます。
のしには「御供」「御年賀」どちらもあります。
我が家の場合はお供えしていただけるだけでありがたいと思っているので、
のしに関してはどう書かれていようが何も言うことはまずありません。

細かいご家庭は分かりませんが💦



手土産やお供えの参考にどうぞ!

どんな物を手土産やお供え物にしたら良いのか分からない方に。
参考になると思います。



分かりないときは親や親せきに聞く

ここまで説明しといてなんですが💦
検索して私のサイトにたどり着いてくださってありがたいと重々感謝しておりますが🙇‍♀️

御供え物が分からないときは、親や親せきに聞くのが一番手っ取り早かったりします。
御供え物に関しては正直地域差があります。そして、ご家庭によって細かい決まりがあったりする場合もあったり💦

そんなとき頼りになるのは親や親せき。
金額はこのくらい、これ持っていけば問題ないって
的確なアドバイスが返ってきますよ😊

個人的に思うことは、
御供えするという気持ちが一番大切ですし、そして、自分の生活でできる範囲の金額でやること。
見栄を張らないことです。



正月にお供えする「お屠蘇」について

お正月に頂くお屠蘇。その意味を知るとお正月がもっと大切に感じてきます。


お屠蘇の意味

お屠蘇は長寿を願っていただくものとして中国から伝わってきたお酒です。
屠蘇散という薬草が使われていて、お酒とみりんと混ぜて作られているそうです。

12月になるとお店のレジ横にお屠蘇が並び始めますよね。
健康を願うものですから病院の会計近くにも置いてあったりします。

家族全員で年長者から順番に家内安全と健康を願いお屠蘇満杯の杯を回して飲むのが習わしでした。
我が家は盃が小さいので祖父が最初に飲み、祖母、父、母、私、弟と1人ずつお屠蘇を注いで杯を回して飲んでいました。

こうやってお正月の意味を知っていくと素敵な風習の国に生まれて良かったと思います💖
1年の健康を願ってお屠蘇を頂きましょう!

お屠蘇について

お屠蘇は日本酒・焼酎・赤酒と様々なお酒で頂くことができるようになりました。
飲み比べセットや杯とセットになっているものもあります!




ご神酒とは?

ご神酒は、神の祭りごとでお供えされた神聖なものでした。神様にお供えしたお酒は力が宿ると言われていて、無病息災を願ったものです。

正月で初詣に行くと神社でご神酒が振舞われるところもあります。神社のご神酒で今年1年の無事を願うのです。


まとめ

正月のお供えについてまとめてみました。

しめ縄、門松、鏡餅、お屠蘇は深い意味があるから習わしとして途切れず今に続いているんですよね。
この風習は、理解したからこそ日本人として大事にしたいと、より実感しました。

あなたの疑問が解決できたら嬉しいです。

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